ホテルのデイユースとは
ホテルのデイユースとは、ホテルの日中利用で使われる、宿泊のないプランのことです。
使い方は様々で、日帰り旅行など休憩で使う場合もあれば、ビジネスマンなどがテレワーク、オンライン会議、リモートワークや集中して作業をするためにホテルを利用する場合もあります。東横インだと受験生応援プランというのも存在します。
さらに、最近ではカップルの室内デートや友達とのパーティー、女子会なんかもホテルのデイユースプランが利用されたりします。食べ物やお酒を持ち込んで映画鑑賞をするもよし、ルームサービスを頼んでみんなで歓談するもよし、子連れでのママ友会などで使える便利な場所が近くにないときに利用するもよし、といった日中利用のイメージです。
こうしたホテルの使い方はコロナ期で屋外に出られなかったり、リモートワークが一般的になったとき辺りから増えてきており、ホテル側が収益を上げるために色々なホテルの使い方を提案・努力して生まれた結果ともいえます。また、コロナ期はAirBnBやインスタベースを利用したパーティーも増えたことから、パセラリゾートなどは日帰り・デイユースに特化したホテルプランなども用意していました。
ホテルの休憩・日帰りのプランとは
ホテルの日帰りプランとは、基本的にホテルのデイユースと同様、宿泊を伴わないプランです。
デイユースプランという名称は比較的後から知名度が上がってきましたが、日帰りプランについては実は結構昔から存在していました。ただし使われ方がリモートワークや女子会などではなく、近場で宿泊を伴わない旅行のときに荷物を預けたりシャワーを浴びたり仮眠をとったりといったように、休憩目的がメインだと考えてよいでしょう。
ホテルの休憩プランもデイユースや日帰りプランと同様の内容です。一部、成人向けのラブホテルなどで「休憩」「宿泊」といったように利用時間帯で料金が大幅に異なる場合もありますが、通常のホテルの場合は休憩・日帰りプランはデイユースプランと一緒と考えてよいでしょう。

ホテルのデイユースプランや日帰り・休憩で使える時間帯
ホテルのデイユースプランや日帰りプランで使える時間帯はおおむね朝9時頃から夕方位までです。
- アパホテルの通常日帰り(デイユース)プランだと11:00~17:00【最大6時間】となっており、テレワーク応援日帰りプランだと8:00~19:00【最大11時間】になっています。
- 東横インの日帰り・デイユースプランは、デイユース8:00~19:00(最大11時間)と、デイユース12:00~22:00(最大10時間)があります。
- ワシントンホテルのデイユースプランは11時~のホテルと12時~のホテルがあり、チェックアウトは17時のホテルもあれば19時のホテルもあるようです。
- リッチモンドホテルのデイユースプランは施設によっては時間帯を選べるものもあり、最も遅いものだと14時~23時というものもあります。

ホテルのデイユースプランの料金
ホテルのデイユースプランの料金は利用可能時間にもよりますが、おおむね通常の宿泊料金の7~8割程度のホテルが多いようです。
東横インなどは5000円前後からデイユースプランを提供していますが、ビジネスホテルのデイユースだと1万円以下のプランも多く見られます。ちょっと割高に感じられるかもしれませんが、通常のホテル利用と同様に客室清掃などが必要になることから圧倒的に夜の宿泊料金と比較して安いという訳ではありません。

デイユースプランはテレワークでも人気
デイユースプランの知名度が上がったのは、特にコロナウィルスが蔓延して、WFH(work from home)でリモートワークが強いられた時期かもしれません。
オフィスの大半はクローズするか縮小してしまい、感染防止のために家でテレワークをしていた方々も、家だとなかなか集中が出来なかったりということで、ホテルはこぞってリモートワーカーたちに向けたプランを打ち出しました。
ホテルの客足が遠のいてしまった時期も、ホテルの人々の懸命な努力で脚光を浴びていったデイユースプランはビジネスマンの方々に広まっていき、ビジネスホテルだけではなくシティホテルや高級ホテルまでもがテレワーク用のデイユース(日帰り)プランを作りました。
コロナが終わった後も、リモートワークのトレンドは完全には消えず、結果的に多くのビジネスホテルは今もデイユースプランを提供しています。船橋のホテルでもデイユースプランを残している施設があるようです。
船橋駅の近くでデイユースプランがあるホテル
船橋駅周辺でもデイユース・日帰りプランを提供しているホテルは、下記で紹介する一部のビジネスホテルに限って存在しているようです。
船橋エリアはホテル数の割には、あまり積極的にデイユースを推しているわけではなさそうです。
ただし船橋の場合はデイユースプランに限ってホテルをチェックする必要がそもそも存在しないとも考えられます。なぜならば、デイユースの料金が通常の宿泊料金と変わらなかったりする場合もあり、一方で通常の宿泊プラン料金そのものが他のホテルのデイユースプランより安いホテルも存在するので、あまりデイユースプランに絞ってみる必要はないかもしれません。
船橋シティホテル
船橋シティホテルではデイユースプランという名称ではプランを設けていませんが、日帰りやデイユースのお客様達には非常に人気のある船橋のホテルの1つです。
理由はシンプルでリーズナブルで格安な宿泊料金が365日適用されることです。インバウンド客やホテル供給の少なさで、昨今は都内のビジネスホテルでは1万円以上が通常となってしまい、船橋のホテルでも狭い部屋で7000~8000円程度を超えてくることが多いでしょう。さらに土日はもっと高くなります。
この点、船橋シティホテルは5000円程度の部屋が土日祝日やハイシーズンでも使えるので、「通常の宿泊料金でも他のホテルのデイユース料金と同じか、もっと安いから」という理由で予約されるお客様もいらっしゃるようです
JR東日本ホテルメッツ船橋
JR東日本ホテルメッツ船橋のデイユースプランの魅力は、何よりも駅直結の場所にデイユース可能なホテルが提供されていることです。雨の日でもぬれずにホテルにたどり着けるのは船橋エリアの他のホテルにはありません。
立地が良いだけに日帰り利用料もそれなりにしますが、会社の経費内でデイユースプランが使える場合は積極的に検討すべき施設といえるでしょう。
ホテルダブル船橋
以前は成人向けホテルの雰囲気がありましたが、最近ではビジネス利用にターゲットを広げているように見えるホテルダブルのデイユースプランは、短時間から利用時間を選べることが何と言っても魅力の1つでしょう。2時間、3時間、5時間、8時間、の中から選べ、平日は3400円から休憩利用が可能です。
デイユースといっても長時間仕事をするビジネスマンだけではないので、ちょっと数時間だけ集中して作業をしたいといったニーズのある方にもホテルダブル船橋の日帰りプランはおススメです。
